ありがとう日本海 最終列車乗車記(5) ~”最終”4001レ乗車編~
みなさんこんにちは
列車は京都駅を出発後、次の山科駅を通過すると湖西線に入ります。
ここまでの東海道線区はまだまだ日本海の旅としては序の口。
この湖西線からがいよいよ北への旅が始まり!と、私はいつも思っています(苦笑)
山科駅からしばらく、少し長いトンネルを抜けるとそこは大津京駅。
辺りは既にすっかり暗くなりました。進行方向右手には琵琶湖が姿を現します。
そろそろ車内の雰囲気も一段落といった感じでしょうか?
車内ではあちこちから楽しそうな会話が聞こえてきます。
どうやら、この日初めて出会った人たちがお話をされているようです。
よく言われる『寝台列車ならでは』の光景が、まさにそこで展開されていました。
この雰囲気、私も大好きです…
さて、少し昨日と被ってしまいますが、車内の設備の紹介を。
こちらはオロネ24に用意されている更衣室です。
少し狭く感じますが、着替えるには十分の広さかな?
そしてこちらが『社交場』ともなる、喫煙室のシートです。
この日は出発時から深夜まで、A寝台の多くの乗客の方がここでお話されていたようです。
管理人は…ひたすらぼ~っと、外を眺めていましたが(苦笑)
喫煙室シートの向かい側にあるこのシャッター。
しっかりと鍵が掛けられており、その中は窺い知ることが出来ません。
見られないとなると見たくなるもの。しかし、今となっては知る由も有りません…
最後の4001レ、定期寝台特急日本海号は大変順調に北上を続けます。
湖西線を走りぬけ、近江塩津でサンダーバード、しらさぎの通過待ちを行い、敦賀に到着。
在来線で最も長いトンネル、北陸トンネルを抜ければ、普段撮影に良く来る今庄界隈。
徐々に、徐々に身近な土地から遠くの土地へと列車は歩みを進めます。
そして列車は定刻に加賀温泉駅に到着。
この駅で再びサンダーバードの通過待ちです。
今回日本海号を追い抜くサンダーバードは大阪駅を日本海号が出発してからおおよそ1時間後に出発した列車です。これを見るだけで、いかにサンダーバードが速く、そして日本海がゆったりなのかがわかりますね。
この加賀温泉駅では約5分の停車。
その間、私のように多くの方が下車し、そして記念撮影に勤しんでおられました。
『オロネ24』
この車輌も翌日の最終列車までいよいよ残り二日の出勤となりました。
サンダーバードが颯爽とホームを駆け抜けると、日本海号も出発です。
皆さんぞろぞろと車内に戻り、再び列車の旅が始まりました。
発車後しばらくすると列車は金沢駅に到着しました。
この駅にはなんだかんだで年間数回やってくるので、かなり見慣れた景色です。
そういえば、2年前も昨年もこの時期に金沢駅にやってきたなぁ…
金沢駅を出発してからしばらく、列車はようやくいつもの落ち着いた雰囲気に包まれました。
明日は色々と予定が詰まっています、夜更かしをすると明日に響きそうなのと、最後のA寝台の夜なのですから、このベッドで出来るだけ長くゆっくりと寝ようという思いもあり、この日は早めに就寝することとしました。
カーテンを閉じ、明かりを消すと寝台内はとても静かな空間に覆われます。
流れゆく景色を横目に、管理人は定期最終日本海号最後の夜をゆったりと過ごすことにしました…
<つづく>
列車は京都駅を出発後、次の山科駅を通過すると湖西線に入ります。
ここまでの東海道線区はまだまだ日本海の旅としては序の口。
この湖西線からがいよいよ北への旅が始まり!と、私はいつも思っています(苦笑)
山科駅からしばらく、少し長いトンネルを抜けるとそこは大津京駅。
辺りは既にすっかり暗くなりました。進行方向右手には琵琶湖が姿を現します。
そろそろ車内の雰囲気も一段落といった感じでしょうか?
車内ではあちこちから楽しそうな会話が聞こえてきます。
どうやら、この日初めて出会った人たちがお話をされているようです。
よく言われる『寝台列車ならでは』の光景が、まさにそこで展開されていました。
この雰囲気、私も大好きです…
さて、少し昨日と被ってしまいますが、車内の設備の紹介を。
こちらはオロネ24に用意されている更衣室です。
少し狭く感じますが、着替えるには十分の広さかな?
そしてこちらが『社交場』ともなる、喫煙室のシートです。
この日は出発時から深夜まで、A寝台の多くの乗客の方がここでお話されていたようです。
管理人は…ひたすらぼ~っと、外を眺めていましたが(苦笑)
喫煙室シートの向かい側にあるこのシャッター。
しっかりと鍵が掛けられており、その中は窺い知ることが出来ません。
見られないとなると見たくなるもの。しかし、今となっては知る由も有りません…
最後の4001レ、定期寝台特急日本海号は大変順調に北上を続けます。
湖西線を走りぬけ、近江塩津でサンダーバード、しらさぎの通過待ちを行い、敦賀に到着。
在来線で最も長いトンネル、北陸トンネルを抜ければ、普段撮影に良く来る今庄界隈。
徐々に、徐々に身近な土地から遠くの土地へと列車は歩みを進めます。
そして列車は定刻に加賀温泉駅に到着。
この駅で再びサンダーバードの通過待ちです。
今回日本海号を追い抜くサンダーバードは大阪駅を日本海号が出発してからおおよそ1時間後に出発した列車です。これを見るだけで、いかにサンダーバードが速く、そして日本海がゆったりなのかがわかりますね。
この加賀温泉駅では約5分の停車。
その間、私のように多くの方が下車し、そして記念撮影に勤しんでおられました。
『オロネ24』
この車輌も翌日の最終列車までいよいよ残り二日の出勤となりました。
サンダーバードが颯爽とホームを駆け抜けると、日本海号も出発です。
皆さんぞろぞろと車内に戻り、再び列車の旅が始まりました。
発車後しばらくすると列車は金沢駅に到着しました。
この駅にはなんだかんだで年間数回やってくるので、かなり見慣れた景色です。
そういえば、2年前も昨年もこの時期に金沢駅にやってきたなぁ…
金沢駅を出発してからしばらく、列車はようやくいつもの落ち着いた雰囲気に包まれました。
明日は色々と予定が詰まっています、夜更かしをすると明日に響きそうなのと、最後のA寝台の夜なのですから、このベッドで出来るだけ長くゆっくりと寝ようという思いもあり、この日は早めに就寝することとしました。
カーテンを閉じ、明かりを消すと寝台内はとても静かな空間に覆われます。
流れゆく景色を横目に、管理人は定期最終日本海号最後の夜をゆったりと過ごすことにしました…
<つづく>
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