みなさんこんにちは
2010年2月28日を以って、500系新幹線のぞみ号と阪急電鉄6300系の特急運用が終了します。
どちらも馴染み深い車両ではありますが、時代の流れという大きな力には逆らえません。
数々の思い出を多くの人達に残し、両者は本日引退の時を迎えることになりました。
『最終』という響きに大変弱い管理人は、それぞれの最終列車に乗車してきました。
『葬式鉄』ではありません、『いまさら鉄 By ドライモン氏』です(笑)
勿論、500系新幹線で東京から博多というのはしんどいので、京都から新大阪で(笑)
今回乗車することになったので初めて知ったのですが、京都から新大阪まで新幹線の自由席に乗車すると、特急料金840円と乗車券540円の1,380円が必要になります。やっぱりちょっと割高ですね…

のぞみ29号が500系のぞみにとって最後の運用となりました。

ホーム先端には報道陣も含め、多くのファンで溢れかえっています!
構内放送も普段とは違い、撮影者に対する注意を促す内容のものでした。
そして、列車は定刻に京都駅に到着。
私も車内へと飛び込みます、JR東海区間で乗車する最後の500系です。
大きな問題も無く列車は出発、いつもは眺めるだけの新幹線ですが、今日は内側から観察。
車内は独特の形状が影響して丸い感じの屋根や側面となっています、この辺りが500系らしいですね。
乗車してからはビデオカメラを持ち出し、外の景色を撮影していました。
普段利用している阪急やJR在来線を非日常的なスピードで、クリアしていきます。
途中、阪急沿線では6300系最後の雄姿を写真に収めようと、有名撮影ポイントには多くの撮影者が集まっている様子が見受けられました。
京都から新大阪までたった15分ほど。
最後の500系のぞみ乗車は本当にあっという間に、あっけなく終わりを告げました。
新大阪で降りる多くの乗客とともにホームに降り立つと、京都とは比べ物にならないほどの人!
その沢山の人ごみに紛れて、私も最後の500系のぞみのお見送りです。
ドアが閉まり、いよいよ新大阪発車!
誰からと言うわけではなくあちこちから歓声が上がりました。
その声にまるで応えるように普段よりも遥かに長いホイッスルを響かせ、列車は出発しました。

少しずつスピードを上げてゆき、そして列車は博多へ向けて走り去りました。
1997年にデビューしてから13年、考えたらたったの13年なんですね。
しかし、これほどインパクトを与えた新幹線車両というのは初代の0系以外に存在するのでしょうか?
他の新幹線とは明らかに異質の格好良さを見せ付けた500系新幹線。
しかしまぁ、今後も山陽新幹線では8両化されるとはいえ、その雄姿はしばらく見られます。
しかも!指定席は現在のグリーン車と同じシートを使用するので、居住性は抜群です!
今度はこだまの指定席で500系に会いに行こうかなと思いました。
さて、次回は『35年』特急として走り続けた阪急の6300系最終列車に乗車します。
1日に2回も乗るヤツなんて…
これが結構おられたみたいなんですけどね(笑)
つづく
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